●ツタンカーメン
アフリカ エジプト・アラブ共和国 BC1371
前1371ごろ〜前1352ごろ エジプト第18王朝の王。アメンホテプ3世の末子。イクン=アトンの3女エネケスエンパ=アトンと結婚。自らもトゥト=アンク=アトンと称し,アケタトンにとどまってアトン神を崇拝していたが,イクン=アトンの死後は太陽神信仰の衰退をさらに推進させ,都を旧都テーベに移した。またアモン信仰を国教として復興させ,トゥト=アンク=アモン(アモンの生ける像)と改名。神殿の再建と,それらへの奴隷・財産の寄進を再開,神官に地方の有力豪族が任命された。対外的には当時エジプト領であったシリア・パレスチナをヒッタイト族の侵入から守る努力をした。1922年にテーベ西岸の王陵の谷でカーナヴォン卿,ハワード=カーターらにより王墓が発掘された。古代エジプト王墓のうち,盗掘を免れた唯一の例。現在,黄金のマスクや豪華な副蔵品はカイロ博物館に収蔵。