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●陳天華 ちんてんか

アジア 中華人民共和国 AD1875 清

 1875〜1905 中国,清末の革命家。字は星台。号は思黄・過庭。湖南省新化県の人。日本に留学し,留日学生界の積極分子として拒俄義勇隊(反ロシア)に参加したり,湖南系の革命結社華興会に属するなどした。湖南グループを代表する革命家。革命宣伝用のパンフレットとして,白話文で執筆された『猛回頭』や『警世鐘』がある。それらのパンフレットが,排外反満思想を吹聴するものであったことはもちろんであるが,康有為・梁啓超などの変法維新派に牛耳られつつあった留学生界に新風を吹きそそいだこともみのがせない。中国同盟会が結成されるにあたっては,孫文の民権主義を根幹とする革命論に共鳴するようになったため,湖南グループの代表格として参加し,機関誌『民報』の編集員として多くの排満共和の革命論文を発表している。当時の日本では,留日学生界が一つの大きな政治団体となりつつあった。そこで清朝は,反清にかたむきつつある留学生達の行動を規制すべく,日本政府に要求し「清国留学生取締規則」を提示させたが,陳天華は,そのことに反発し,また愛国運動に無頓着な留学生を譴責する意図から,東京の大森海岸で投身自殺をとげている。ときに31歳であった。