●地理的環境 ちりてきかんきょう
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人間をとりまき,人間生活に外部から影響を与える諸条件。大きくは自然環境と社会環境とに分けられる。自然環境には地理的位置・地形・地質・気候・土壌・動植物・水などの要素があり,社会環境には経済の発達状態・政治形態・政治機構・歴史的伝統・習慣・人口の状態・民族性・交通・社会組織などがあげられる。地理的環境を体系的にとらえ,その構造を明らかにしたのはソールである。彼によれば,地理的環境は物理的環境(気候を最も重視し,水・土壌なども含む)・生物的環境(植物社会・動物社会)・人間的環境(社会の組織や機構,言語・宗教・国家など)の三つが複合したものであり,これが一定の原理に従って空間的構造や組織的まとまりを与えられたものが地域である。