50音順    検 索

●チョーラ朝 チョーラちょう

AD 

 ドラヴィダ民族のタミル地方東部のカーヴェーリー川下流にあった王朝で,アショーカ王碑文に名が現れているので,3世紀の存在は確認されるが,王朝開始期は不明。前2世紀ころから,スリランカにも移住を開始。2,3世紀には古タミル語のシャンガム文学を発展させ,海外貿易の拠点としても栄えた。しがし,それから数世紀チョーラ族は消えたように雌伏していたが,9世紀中葉,同族のヴィジャヤーラヤ(846〜871)が同朝を再興した。その後次々と版図を広げ,ラージャラージャ1世(985〜1016)ラージェーンドラ1世(1012〜1044)と最盛期に達し,西部デカン以外の南インドを統一し,さらにオリッサをも手中に収め,さらに北東のパーラ朝に圧力を加えた。インド洋を支配して海上貿易を握り,海軍力を持ち,マライ,インドネシアまで一時征服したが,カーカティーヤ朝に攻められ,再興のパーンディヤ朝に1279年に滅ぼされた。