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●千代田謙 ちよだけん

アジア 日本 AD1899 明治時代

 1899〜1980 広島文理科大学・広島大学教授。同大学文学部長・図書館長を経て広島商科大学(現広島修道大学)学長となる。わが国の「西洋史学史研究」の権威。博学多識で「国史学」「東洋史学」にも通じ,「史学史」を中心とする「西洋近代精神史研究」や歴史理論家として著名である。著者として,『西洋近世史学史序説』(1935,三省堂),『歴史学』(1941,朝日新聞社),『啓蒙史学の研究・第一部概論編』(1944,三省堂),『第十九世紀ドイツ史学史研究』(1960,三省堂)などがある。千代田は,史家の描いた数々の史像のあいだに類型的な要素と構造を探究し,特殊史としての「史学史」における普遍史的理解に努めた。その“普遍史としての史学史研究”は哲学的でさえある。1899年,島根県能義郡伯太町に生まれ,広島高等師範学校・東北帝国大学文学部史学科西洋史専攻を卒業し,広島高等師範学校教授・広島文理科大学教授・広島大学教授となる。文学博士。