●直隷派 ちょくれいは
アジア 中華人民共和国 AD
中国軍閥の一派。直隷(河北)省出身の憑国璋(ひょうこくしょう)・王士珍らを中心とする。1917年ころ,この名が生まれた。段稘瑞(だんきずい)らの安徽派(あんきは)が主張する南方に対する武力統一策に反対,和平統一を唱え,世界大戦参加反対,ヴェルサイユ会議・ワシントン会議での対日強硬論を主張し,イギリス・アメリカの支持を受けたが,実権は安徽派にあった。1919年憑の死後ソウコン※注1※が領袖となり,1920年安直戦争で安徽派を破ってから,北京政府の実権を握り,1922年には張作霖の奉天派を第1次奉直戦争で破り,全盛時代を現出した。やがて直隷派は洛陽派・保定派・天津派らに分かれて抗争し,1924年第2次奉直戦争に敗れ,勢力を失った。1926年奉天派と合体したが,他の軍閥とともに国民革命軍に駆逐された。しかし日本の華北侵略後の傀儡政権に動員された者もいた。
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