50音順    検 索

●張飛 ちょうひ

アジア 中華人民共和国 AD 

 ?〜221 中国,三国蜀の武将。タク※注1※郡(河北省タク※注1※県)の人,字は益徳。関羽とともに起兵時から劉備に従い,備と兄弟のような関係にあった。劉備が平原相となると別部司馬に,荊州を領有すると宜都太守征虜将軍に任用された。劉備が入蜀し劉璋と戦端を開くと,諸葛亮とともに荊州より進撃し,途中璋の猛将厳顔を生け獲り配下に加えて,成都で劉備に合流した。蜀平定後,巴西太守を領し,魏将チョウコウ※注2※の侵入を防ぎ,魏へのおさえとなった。劉備が漢中王となると右将軍に,帝位につくと車騎将軍に任用され,司隷校尉を領した。張飛は勇猛なこと関羽につぎ,ともに万人の敵と称されたが,ことに劉備が荊州で曹操に敗れたとき,長板橋上で矛を横たえ一喝して曹操軍を退けた逸話は有名である。また飛は君子を敬愛したが,兵卒をあわれまず,劉備も常に戒めていたが,討呉遠征の直前,部下の張達・范彊に暗殺された。彼の次子紹は侍中,尚書僕射に昇り,2人の娘は後主の敬哀皇后,張皇后である。

00