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●朝鮮土地調査 ちょうせんとちちょうさ

アジア 日本 AD1910 明治時代

 1910年3月〜1918年11月までに朝鮮総督府が日本による朝鮮の植民地支配を徹底するため,表向きは近代的土地制度の確立を掲げて行った調査事業。1898年の量地衙門の設置を皮切りに長い準備期間をかけた末,1910年3月には土地調査官制を発足させ,同年8月の日韓併合とともに本格的に開始した。全土の綿密な測量とともに,調査には一定の期間内に,定められた複雑な用式によって申告する制度がとられたため,多くの農民は申告書が書けず,所有権を剥奪された。その土地は旧支配層に与えられたため,土地を失った農民は小作人に転落し,その上酷税を課された。また,100万余町歩に及ぶすべての公用地は,長い慣習を無視して国有地として編入され,その多くは東洋拓殖会社・不二農場など,日本の土地会社に廉価で払い下げられ,2,040万余円の経費をかけたこの事業は,植民地支配の一大支柱となった。