●銚子 ちょうし
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千葉県の利根川河口にある港湾・水産都市。江戸時代,東北地方の仙台米・南部米の廻来ルート,内川入りのコースにあたる物資の積みかえ港。その後近世中期ごろより醤油業が盛んとなり,野田とともにその中心地として有名をはせている。そのためか,水戸と銚子は江戸とともに芸能興業としても特別措置を講ぜられた都市でもあった。明治末年よりは,沖合い・遠洋漁業の根拠地となり,かつてのような干場や近海漁業の中心地より様がわりし,醤油業としてはヤマサとヒゲタの2大工場があり,缶詰製造工場地帯と連結して,水産加工業地帯を形成している。1962年(昭和37)日本道路公団銚子大橋も完成し,鹿島臨海工業地帯とも結び,いよいよ重要性を増している。付近には犬吠崎・屏風浦のような天下の名勝もあり,総武線と,銚子電鉄,犬吠線も通じ,大きな観光ホテルも林立して観光地帯を形成している。1933年(昭和8)市制施行以来発展をとげる人口10万都市であり,銚子漁港は日本の近代の代表的漁港として整備されている。