●張学良 ちょうがくりょう
アジア 中華人民共和国 AD1898 清
1898〜? 中国の軍人。張作霖の長男。1928年日本軍に爆殺された父から,東北の軍閥支配を継いだが,日本の圧力に屈せず南京の国民党政府との提携を断行した。1930年陸海空軍副司令に就任,華北の全権を掌握したが,翌年の満州事変の際,蒋介石の対日妥協方針のため戦わずに東北を去り,外遊にでた。1934年帰国,1935年紅軍の長征に伴い西北剿匪(そうひ)副司令に就任,西安の中共根拠地包囲戦を指揮した。しかし内戦停止・徹底抗日の必要性を認識していた張は,翌年12月蒋介石に申し入れたが聞き入れられなかったため,蒋を西安に監禁した(西安事件)。内戦停止・徹底抗日は紅軍の主張でもあったため,西安事件は第2次国共合作・抗日民族統一戦線の結成へとつながった。事件後,すべての職務を解任され,10年の禁固刑を受けたのち,日中戦争中は貴州に幽閉され,その後は台湾の新竹に監禁されているといわれるが,確認はない。