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●聴音 ちょうおん

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 聴音とは音楽を構成する要素であるリズム・旋律・和声などを識別する能力を養うために,ピアノなどで奏される音楽を聴きながら,これを五線譜に正確かつ敏速に書きあらわすことをいう。記譜することにより,記譜力も訓練される。正確には聴音書き取りというべきであるが,略して聴音といわれるのが一般的である。音楽を理解・演奏するために必要な基礎的能力として重視されており,読譜しながら歌う視唱や新曲視唱などとともに,わが国の音楽大学入学試験科目にも課せられているところが多い。また,義務教育や高等学校の「音楽」にも取り入れられている。聴音の内容の具体例としては8〜16小節程度の(1)単旋律,(2)複旋律,(3)和声進行,(4)リズムなどがあり,方法例としては(1)何回か奏されるあいだに記譜する,(2)何回か奏されるあいだに記憶した上で記譜するなどがある。コダーイやダルクローズなどの音楽教育方法は聴音能力も含め音楽の基礎的能力育成に有効である。