●中ソ友好同盟相互援助条約 ちゅうソゆうこうどうめいそうごえんじょじょうやく
アジア 中華人民共和国 AD1950 中華人民共和国
1950年(昭和25)2月14日,中華人民共和国とソ連がモスクワで署名した条約。同年4月11日に発効。前文と本文6条からなる。前文と第1条では日本および日本の同盟国による新たな侵略を共同で阻止することを約束し,第2条で日本との平和条約の早期締結のために第二次世界大戦中の他の同盟国とともに努力すること,第3条で相手国に反対する同盟・集団・措置への不参加,第4条で重大な国際問題に関する相互協議,第5条で相互の経済協力・援助などをうたっている。条約の有効期間は第6条により30年と規定された。しかし1960年代初頭から中ソ間の対立が表面化するにつれて,この条約は有名無実化し,日中・米中関係も正常化したことから,1979年4月3日,中国人民代表大会常務委員会は条約期間満了ののち,同条約の廃棄を決定,その旨をソ連に通告した。そのため同条約は1980年4月10日に失効した。