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●中ソ協定 ちゅうソきょうてい

アジア 中華人民共和国 AD1924 中華民国

 1924年ソ連が中華民国と締結した平等互惠主義の条約。ソ連は1919年7月カラハン宣言を発表し,帝政時代のロシアが中国との間に結んだ不平等条約のすべてを無償廃棄し,平等互惠を原則として国交を回復する用意のあることを公表した。この宣言は中国各界に大きな反響を呼び,カラハンの北京訪問によって中ソ交渉は大きく進展し,1924年5月国交回復協定が調印された。本協定は,中ソ関係を回復しさらに強化するための大綱協定と,東支鉄道管理に関する暫定協定よりなる。これによって中国との外交関係を改新したソ連は,帝政時代のロシアが保持していた領事裁判権・義和団賠償金請求権などの特権を放棄し,また外蒙古における中華民国の主権尊重などを承認した。この協定はカラハン宣言の具体化とみることができ,革命後のソ連の対中国友好政策は,中国の革命勢力をソ連に接近させ,連ソ容共政策が推進されることとなった。