●中国の少数民族 ちゅうごくのしょうすうみんぞく
アジア 中華人民共和国 AD
中華人民共和国に居住する少数民族の人口は約6,723万人で,総人口の約6.7%を占める。民族数55。ほかに少数民族と認知されない集団も存在している。主な少数民族は,チワン族(約1,338万人)・回族(約721万人),ウイグル族(約595万人)・イ族(約545万人)・ミャオ族(約503万人)・満州族(約430万人)・チベット族(約387万人)・モンゴル族(約341万人)。少数民族は清朝下で分割統治され民族間の抗争を繰り返し,民族内部の状況もさまざまであった。1911年辛亥革命がおこり,1912年中華民国が成立すると,指導者の孫文は“五族共和”を唱え,画期的な民族政策を打ち出した。1921年に成立した中国共産党は当初,民族政策をもたなかったが,やがて少数民族の平等と抗日運動への参加を方針とし,国共内戦中の1947年に内蒙古自治区をつくった。1949年,中華人民共和国の成立後,1955年に新疆ウイグル自治区が,1965年にはチベット自治区が誕生した。