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●中国の国連加盟 ちゅうごくのこくれんかめい

アジア 中華人民共和国 AD1971 中華人民共和国

 中華人民共和国は成立と同時に国連の代表権を主張していたが,国連軍と敵対した朝鮮戦争以後は国連中心の国際秩序に批判的な立場をとり,1965年のインドネシア国連脱退問題では積極的にそれを支援する動きをみせた。しかし1969年の中ソ国境紛争を境に中国外交は対米接近という現実的変化を遂げ,国連外交は中国にとり緊急の政治課題となった。折から国連では,中国の代表権を阻む重要事項指定決議案が急速に支持を失いつつあり,中国の加盟・台湾の追放を求めるアルバニア決議案は1970年の時点で賛成51,反対49と逆転していた。翌1971年10月25日,日米中心に提出された逆重要事項指定決議案は否決され,アルバニア決議案が3分の2以上の賛成票を得て可決された。10月29日,中国は国連の招請に応える意思を表明し,11月11日,喬冠華外務次官を代表とする代表団が国連入りした。同時に中国は安保理事会常任理事国となり,黄華が同代表となった。