50音順    検 索

●注意 ちゅうい

AD 

 意識が集中されることによって,眼前にあるいくつかの対象物のうちから,あるいは一連の想念のうちから一つだけを心がとらえること,またそのように構えること。注意は無意図的注意と意図的注意に分けられる。前者を左右する条件のうち,外的条件として刺激環境の変化・対比などが,また主体的条件として欲求・興味・態度・気分・疲労がある。後者は,精神の集中・ヴィジランス選択的注意などを含む。また,意図的注意は,他の刺激による無意図的注意に妨害されやすい。そこで,意図的注意を維持するには,妨害となる外的刺激を除くとともに,主体的条件として,課題の意義・価値・重要性の認識,遂行への願望,課題への興味などを促す必要がある。注意の属性のうち,注意の範囲は,実験室などで4〜6項目とされ,注意の強さはその集中性と逆の関係にある。注意を配分するほど各項への強度は減少する。そこで注意の強さと集中性との均衡が重要となる。