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●チャンドラグプタ2世 チャンドラグプタにせい

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 生没年不明(在位376?/385ころ〜413ころ)。インド,グプタ朝第3代の王。歴代インド帝王のうちでも最も有能な才能に恵まれ,グプタ朝の基礎を築いたサムドラグプタの子。ヴィクラマーディトヤ(武勇の太陽)と自称し,中国では超日王の名で有名。300年にわたって無秩序・混乱を続けた北部インドを剣の力によって再統一した父子のあとを継いだ彼は,政略結婚と軍事力を併用してグプタ朝の最大版図を築いた。中央インドの大勢力ナーガ家から王妃を迎え,デカン中部を支配していたヴァーカータカ家には娘を嫁がせて同盟を結んだ。自ら軍を率いてマールワーからカーティアーワール半島にわたって国を建てていた強大なサカ族の王国を併合した。西アジアとの貿易で繁栄していたこの地方の支配は経済的に大きな意味をもつ。法顕の『仏国記』には当時のグプタ朝の繁栄ぶりが詳述され,高度な官吏制度や銀貨幣制度・カーリダーサなどに代表されるグプタ朝の最盛期であった。

〔参考文献〕佐藤圭四郎「古代インド」河出書房