●チャンドラグプタ
アジア インド AD
月護,旃那羅笈多,施陀羅堀多。(在位前317ころ〜293ころ)説,(前324ころ〜29ころ)説など不詳な点が多い。インド史上はじめて北インドを統一した。マガダ国出身の彼はそこを支配していたナンダ朝を滅ぼして,マウリヤ朝を建てる。アレキサンドロス大王の去った後の西北インドからさらにアフガニスタンまで,東はベンガル湾,北はヒマラヤ山脈,南はヴィンディヤ山脈の南までの大帝国が建設される。その間シリア王セレウコス1世の大軍を破り講和を結び,西方との交通・通商・使節派遣の道が開かれた。政治・経済,交通・軍事の規模・方策・普及が,首都パータリプトラを中心に中央集権的に行われた。宰相カウティリヤの智に拠っていた。晩年,ジャイナ教信者として王位を捨てマイソールに移って苦行をしジャイナ教の理想の断食死による解脱を遂げたといわれる。