●チャプレン
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個人やグループ,あるいは特定の施設における宗教的な務めを担う聖職者。もともとは礼拝堂(chapel)の管理人を意味するものであったが,その後教会以外の礼拝堂が多種多様な社会的展開をするに及んで,チャプレンも聖職者として多彩な活動を担うようになってきた。たとえば,教会以外のさまざまの施設として病院や学校,軍隊や刑務所,授産所や公使館などにおいて,チャプレンはその固有の宗教活動に従事している。現代の新しいタイプのチャプレンとしては,フランスの労働司祭のような工場におけるチャプレンの働きが挙げられる。制度化した教会とは疎遠な工場労働者の中に入りこみ,具体的なニーズと対話しながら聖書の福音を証しするその働きは,大きな注目を浴びている。わが国では,キリスト教主義学校・病院や福祉施設においてチャプレンはその宗教活動に携わっており,宗教主事あるいは宗教主任とも呼ばれている。