●チャド
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アフリカ大陸の内陸,中央北部にある共和国。面積128万4,000平方km。人口約379万1,000人(1972)。首都フォールラミー。北部はサハラ砂漠,南部はサバンナ地帯が広がり,標高3,000mを超えるティベスティ山地やチャド湖がある。大部分が乾燥地帯で,気温の年較差・日較差が激しい。古来,内陸隊商路にあたり,8世紀ごろからのアラブの侵入で諸王国が盛衰した。9世紀ごろから栄えたカネム王国が16世紀初頭ブララ王国に統合されてカネム=ボルヌー王国として最盛期を迎えたが,17世紀にはワダイ王国の勢力下に入った。以来奴隷貿易などで栄えたが,19世紀末にフランスが進出し1914年に植民地になった。その後1958年には仏共同体内の自治共和国となり,1960年に独立した。人口の96%が農牧業に依存し,綿花栽培放牧業が盛んである。主住民はアラブ人で,サラ族・テダ族・ダザ族などの部族民も多い。主宗教はイスラーム教。公用語はフランス語。
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