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●芝罘条約 チーフーじょうやく

アジア 中華人民共和国 AD 

 マーガリー事件を口実にしてイギリスが清国との間に結んだ不平等条約。1876年9月13日,芝罘にて調印。双方の代表は李鴻章とイギリス公使トマス=ウェード。協定内容は三部から成り,第一部はマーガリー事件に関わる部分。[1]5年に限り,英国は官吏を派遣し,雲南省の大理府その他の地に通商状況視察のため駐在させる。[2]中国政府は英国に20万両の賠償金を支払う。第二部は在華外交官が清の高官と接近することを承認した協定。第三部は貿易に関する協定。[1]宜昌(湖北)・蕪湖(安徽)・温州(浙江)・北海(広東)を新たな開港場とする。[2]英国は重慶に官吏を駐在させ四川の通商を調査することができる。[3]揚子江流域に6カ所の汽船立寄港を設ける。[4]租界をアヘン以外の外国商品の釐金免除地域とする。租界未設の開港場は租界を画定する。その他特別条項では,英国が北京から甘粛・青海あるいは四川・チベット経由でインドヘの探検隊を出すとき,清朝がその安全を保障することを盛り込んでいた。