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●知能 ちのう

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 知能観によってさまざまな定義が行われているが,主要なものは,[1]生活適応能力,[2]学習能力・問題解決能力,[3]判断・理解・抽象能力などのように広義な定義から狭義の見方まであり,[4]知能検査によって測定された程度という操作的定義もある。知能はある程度遺伝するが,純粋に測定することはできない。一般に知能指数は一定の幅(誤差範囲)を許容して恒常性が認められる。

 知能因子構造には,二因子説(スピアマンによる一般因子特殊因子),群因子説(バートらの一般因子といくつかの共通因子),多因子説(サーストンの多くの比較的等価な一次因子)などの説があるが,サーストンの基本因子として掲げた空間認知・知覚の速さ・語い・語の流暢性・数・記憶・推理の7因子構造が一般に認められている。ギルフォードは内容・操作・所産の三軸構成による理論的構造モデルを提唱。ウェクスラーはその総合知能観による診断検査をつくった。