●知能検査 ちのうけんさ
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今日,教育および臨床の場で使用される検査法には,集団検査法と個別検査法があり,集団法には非言語性(B式)と言語性(A式)および両者を合成したAB式などが用いられる。ビネー式個別検査法は米国を経由し日本に導入され,戦前の鈴木ビネー式と戦後の田中ビネー式などの標準化されたものが市販使用されている。最近の個別法では,ウェクスラーの診断検査が言語性・動作性・全IQなどを調べられるので次第にそれに移行しつつある。集団式は主として教育現場で使用され,個別学習指導の基礎資料として小・中学校指導要録に記録される。集団テストでは下位検査間の知能因子構造が確認されているものが多く,それらを総合した一般知能を測定し,知能指数や知能偏差値で表示されるが,いわゆる知能指数は発達的に限界があるので,成人・老人まで拡大されたウェクスラー法では,偏差値IQといわれる表示法が用いられる。