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●チチカカ湖 チチカカこ

南アメリカ ボリビア共和国 AD 

 ボリビア西部からペルー南部のアルティプラノの北部に位置する湖。長さ196km,最大幅72km,面積は8,380平方km。最大水深270m。湖面高度は3,809mであり,世界の大湖沼としては最高点に位置する。湖水は淡水と言われるがごくわずかに塩分を含む。湖は幅約800mのティキーナ水道により北部のチュクイトと南部のウィナマルカに分かれ,湖中にはインカ発祥伝説の島チチカカ島(別名ソル=太陽の島)やルーナ島をはじめ36の島がある。ティキーナ水道には内陸国ボリビアの海軍基地が存在する。湖はアルティプラノの夜の寒さを弱めるほか,水上交通網も発達し,ペルーのプーノ港とボリビアのグアキ港間では商業貿易が盛んである。周辺は古くからの人口集中地帯で,ティアワナコの遺跡をはじめ古代遺跡が多く,現在も先インカ文明の子孫であるアイマラ族が居住する。漁業を行うウロ族はかつてはトトーラの浮島に住み,同じトトーラの葦舟を使用する。