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●千島列島 ちしまれっとう

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 北海道知床半島からカムチャツカ半島の南端にいたる1,250kmの海域に連なる島々。火山島が主で30島を超え,そのほか小島が数多くある。エトロフ島(択捉島)が最大島で,3,220平方kmある。18世紀に日本とロシア両国が双方から浸入し始め,1854年(安政1)日露和親条約が結ばれ,エトロフ島とウルップ(得撫)島を両国の境とした。1875年(明治8)の千島樺太交換条約で日本は樺太を渡し,代償として千島を得た。1904〜1905年(明治37〜38)の日露戦争に日本が勝利を収めた結果,従来の千島に加え,樺太南部を取得した。太平洋戦争末期の1945年(昭和20)8〜9月の間に,この千島地区はソ連軍に占領された。戦後もそのままソ連の管理下にあるが,日本は国後(くなしり)・択捉(えとろふ)・色丹(しこたん)の三島および歯舞(はぼまい)諸島は日本固有のものとして主張しており,“北方領土問題”という課題を残している。