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●チシュティー教団 チシュティーきょうだん

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 イスラーム神秘主義スーフィー教団の一つ。創設者は,アフガニスタン北西部のチシュト出身のアプー=イスハーク。インドのイスラーム化に重要な役割を演じた教団である。12世紀末,ムイーヌッディーン=ンジュジーが,デリー南西のアジュメに修道場ハンカーを建てて布教を行うと,以後,その宣教活動は本格化した。チシュティー教団のスーフィーたちは,禁欲と清貧に甘んじることを生活信条とし,デリー=スルタン朝・ムガル帝国時代を通じて,インド=ムスリムの間に浸透して大きな影響を与えた。アジュメは現在もチシュティー教団の聖地で,イスラームの祭日には各地からムスリムが参詣のため集まる。チシュティー教団はインドネシアにも入り,イスラーム布教に従事した。