●チェンバレン
ヨーロッパ 英国 AD1836 ハノーヴァー・ウィンザー朝
1836〜1914 イギリスの政治家,ロンドン生まれ。靴屋の子。バーミンガムでネジ製造業で成功。オースチン,ネヴィルの兄弟政治家の父。実業のなかで社会改良へ関心を抱き,バーミンガム市長(1873〜76)時代はスラム一掃,ガス・水道の市営を推進して社会主義的市長といわれ,1876年,下院議員。自由党急進派を指導。代々の内閣に入閣するが,内政では急進派外交では国家主義を主張した。とくに第3次グラッドストン内閣では,アイルランド自治に反対して辞任し,自由統一党を結成。古典的自由主義時代は過去のものとなりつつあった。第3次ソールズベリ内閣では植民地相。帝国主義と保護関税が最大課題であった。彼は小さな政府論に反対し,列強の挑戦に対し輸入関税,特恵関税制を主張した。この時期,ボーア戦争が発生。彼は世論の反対をおしてセシル=ローズを直接間接に援助した。ローズ辞職後もトランスバールに露骨な干渉を行う現地政府援助に正規軍を派遣するなど,帝国主義政策を継続した。
![]()