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●丹波 たんば

アジア 日本 AD 

 京都府中部と兵庫県の一部を占める国名をさす。丹州,古称としては旦波,田庭といい,山陰道8カ国の一つであった。『延喜式』では上国。6郡のち7郡となり,国府は亀岡市千代川,国分寺は同市国分府にあった。713年(和銅3),丹後国を分離している。四道将軍派遣地方の一つでもあった。『延喜式』をみると桑田,船井など6郡があり,大嘗会の主墓田内の国,鎌倉時代には六波羅探題が守護となる国であったが,のち仁木氏,山名氏,細川氏が守護・守護大名となる。戦国時代には明智左馬升光秀の領国となり,関ケ原の戦いののちは福知山,八上両藩となり,江戸時代末期には細分化されて7藩に分有されている。そして明治になって京都府と豊岡県となり,豊岡県は兵庫県となっている。現在は福知山,綾部,亀岡3市,多紀,氷上,北桑田,船井,天田の5郡となり,口丹と奥丹といわれているところである。

 この丹波の国への出口に丹波口があり,ここは京の七口の一つとなっている。