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●ダンテ

ヨーロッパ イタリア共和国 AD1265 両シチリア王国

 1265〜1321 イタリアの詩人。祖父は騎士として十字軍に参加したが,父は小貴族の出身。文法学・修辞学を学ぶ,しかし社会的経験や,ブルネット=ラティーニ,グィド=カヴァルカンティとの交際から詩才が目覚める。さらに1274年,永遠の心の愛人ベアトリーチェに出会い,1290年,彼女の死没後,1293年,『新生』でその愛を唱う。1295年,ゲンマ=ディ=マネット=ドナーティと結婚,4児をもうける。1295年,医業・薬業組合に登録して政治活動に参加。1300年,プリオーレ職に3年間就く。黒と白の党派争い激しく,白党に属したダンテは巻きかえした黒党に1302年,教皇使節として出向中に財産没収,市民権を停止されて,イタリアの各宮廷を放浪して歩く詩人となる。ヴェロナ,ボローニャ,ルッカ,ピサ,ラヴェンナと流浪し,『俗語論』(1302〜05),『饗宴』(1307〜09),ハインリヒ7世待望論である『帝国論』(1310〜12),『神曲』(1304〜11)を書き残した。