●誕生祝い たんじょういわい
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生後満1年目の誕生の祝い。初誕生,ヒト誕生,ムカワリ,ムカエヅキなどという。産婆・母親の両親,親戚などを招いて祝う。誕生餅をついて子供に背負わせる。信州では餅を背負った子供を箕のなかに入れて「しいなはまってけ実は残れ」と唱え,あおるまねをする。餅は皆で分けて食べたり,親戚や隣近所へ配ったりする。このときの餅は,子供を甘く躾けないようにと,砂糖を入れなかったり塩味にしたりするところも多い。誕生前に歩いた子は,家に居つかない・親をしのぐ,などといって忌むところが多く,餅を背負わしてわざと倒したり,子の尻やスネに餅をぶつけて倒したりする。そのために誕生餅をブッツケ餅・スネ餅などと呼ぶところもある。逆に九州地方の一部などでは,平たくした餅を踏ませ,早く歩くよう,丈夫に育つよう願う。また,子供の将来を占うためにエラビドリなどといって,男の子なら本・墨・硯・算盤,女の子なら針・鋏・物差を並べて取らせる習わしも各地で行われている。