●探索欲求 たんさくよっきゅう
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動物や人間に探索行動をひきおこす欲求(動因)として仮定される。探索行動には,移動,好奇,詮索,操作(いじり回す)などが含まれる。ハーロウらによると,これらの行動は,飢餓や渇そのほかの動因が満足されていてもおこるので,その背後に,このような動因とは関係のない固有の動因の存在を仮定せざるをえないという。探索欲求は比較的高等な動物に特有の欲求であり,なかでも詮索欲求は,人間においては学習活動の内発的動機づけ(探求心)と関係が深い。バーラインは,種々の探索欲求による動機づけを認知的動機づけの概念で包括し,これに対応する独立変数として,対照(照査)変数を導入した。この変数は,二つ以上の経験間の同時ないし継時的対照,比較,相互作用によって操作される。たとえば,ある事象についての期待と現実とがくい違えば,そこに意外性が生じ,それが認知的動機づけの源となる。