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●単元学習 たんげんがくしゅう

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 単元ということばを初めて用いたのは,ヘルバルト学派のチラーであった。彼らは,それまでの教育が,ばらばらな知識・技術を次々に教え込んでいくような状態であったのに対し,分析-総合-連合-系統-方法という,一連のまとまりのある教授,学習の必要を提唱したのである。しかもそれは,主知的な傾向の強いものであった。これに対してデューイは,生活経験を基礎に置く問題解決的な単元学習論を主張した。第二次世界大戦後のいわゆる新教育は,この主張の影響を強く受けて展開したものである。1955年ころからは,系統学習を求める声が強くなり,一時,単元学習への志向が弱まったが,近年また,子供主体の学習,子供1人ひとりを生かす指導などの主張とともに,〈子どもによる学習のまとまり〉を単元ととらえ,学習問題の明確化からまとめ,吟味への一連の学習過程を重視する動きが高まっている。この動きを,理論的にも実践的にも充実していくことは,今後の教育界の大きな課題の一つだといえる。