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●短期議会 たんきぎかい

ヨーロッパ 英国 AD1640 前期スチュアート朝

 1640年4月13日〜5月5日対スコットランド戦争の費用を調達するため,チャールズ1世が11年ぶりに開いた議会。しかし議会が国王の要求に応じず,わずか3週間で解散させられたので,短期議会と呼ばれる。この議会は,短期間のため長期議会のような後世に残る業績を挙げていないが,ピューリタン革命への道を開いたとして評価される。すなわち,当議会において,下院の指導者ピムは,国王の議会軽視と国王側近ロードの政策を非難し,議会最高主権を強調する大演説を行い,圧倒的支持を得た。この演説は“苦情のカタログ”といわれ,国民の不満を列挙したものとなっていた。下院はこれをもとに,議会および国家の自由の保証が得られるまで,国王の課税要請に応じられないと決議した。ここで解散となるが,対スコットランド関係はいっそう緊迫化し,国王も議会召集(長期議会)のやむなきにいたる。いわば,短期議会は長期議会への橋渡しをしたようなものだった。