●タロイモ
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サトイモ科,サトイモ亜科に属するイモの一般名称。原始的な焼畑農耕や灌漑水田により栽培される。栄養生殖により繁殖し,でんぷん質を含む根茎部が食用となる。茎や葉も利用される。タロイモの起源地は,東南アジア大陸部の熱帯・亜熱帯地域であり,穀物栽培以前における農耕形態や文化複合をさぐる上で重要な作物。世界各地に伝播し,とくにオセアニアの多くの地域で主食となった。オセアニア以外では,日本,東南アジア,インド,熱帯アフリカで栽培される。タロイモを表すタロは,ポリネシア語のタロ,あるいはアロに由来する。最も普通の栽培種はサトイモで日本の里芋にあたる。ミクロネシアやポリネシアの環礁では湿地性のタロイモが重要。クワズイモは有毒であく抜きの必要がある。ポイはタロイモをつぶして発酵したポリネシアの伝統的食物。