50音順    検 索

●タルドノワ文化 タルドノワぶんか

ヨーロッパ ヨーロッパ AD 

 西南ヨーロッパから中・東ヨーロッパに広く行われた中石器文化。台形石器(トラピーズ)を初めとする幾何学形細石器細石刃を特徴とし,前60年ごろに出現し,各地で新石器文化の到来をむかえるまで継続した。1879年に発掘調査の行われたパリ郊外エール県フェール=アン=タルドノア遺跡を標準遺跡とし,モルティエによって命名された。フランス,スペインではソーヴテル文化に後続し,フランスでは3期に細分され,その第3期は外来の新石器文化と併行する。前記細石器のほかに,多数のビュラン,スクレーパー類を伴う。中・東欧ではスウィドリー文化に続く。幾何学形細石器は,骨や木の軸にはめこみ,,銛先などの狩猟具・漁労具に用いたもので,貝塚をのこす地方もある。