●ダール=アルウルーム
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「諸学の家」の意。イスラームの学術センターをさす。代表的なものは次のとおりである。[1]ファーティマ朝時代にカイロにつくられたイスマーイール派の教育・研究機関“ダール=アルヒクマ”のこと。「知恵の館」という意味。[2]1867年,インドのウッタル=プラデッシュのデーオバンドに設立されたイスラームの学院,デーオバンド学院の正式名称。のちに少数派のイスラーム教徒を多数派のヒンドゥー教徒から擁護することを目的としたムスリム同盟の運動の中心になる。[3]1872年にカイロに設立された公立教育養成学校。この学校はエジプトで最初の非宗教的学校として近代的なカリキュラムのもとに非イスラーム的教育が行われ,イスラームの改革がめざすムハンマド=アブドウフらが教壇に立った。その結果,イスラーム社会への危機意識が高まり,卒業生ハサン=アルバンナらによる社会運動がおこった。1945年にカイロ大学に吸収された。