●タバータバーイー
アジア イラン・イスラム共和国 AD1903
1903〜81 現代イランの代表的神学者。最高の知識の持ち主を意味するアーヤトッラー=アッラーメの称号を与えられ,国際的にも高い評価を得ている。タブリーズに生まれたが,1925年より10年間,イラクのナジャフで諸学を修めた。法学・哲学・倫理学のみならず古代ギリシア数学・幾何学・神秘主義・コーラン解釈学など百科全書的な知識を得たのち,ムジュタヒド(生起する新たな諸問題に対し,イスラームの原理を基礎に法解釈を与えうる資格)の資格を取得して故郷に帰った。彼は1946年,コムの神学校において,哲学とコーラン解釈学の講義を開始する。同時に旺盛な著述活動に入るが,100を超える彼の著作のほとんどすべてはアラビア語で書かれている。代表作は『アル=ミーザーン(秤の書)』というコーランの大注釈書である。彼はイラン=イスラーム革命の担い手である,多くのウラマーの師である。