●タバカート
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アラビア語で「階層」を表す tabaqa の複数形。アラブ文学史上では,同一専門分野で活躍した人物を各世代ごとに,また師弟関係ごとに順次取り上げ,それぞれの人物の生涯やおもな業績などを記録した人物列伝集が多く残されている。これらを一般的に「タバカの書」と呼んでいる。おもなものは,ヤークート=アルハマウィー(1228没)の『タバカート=アルウダバーウ(文学者列伝)』,イブン=アビー=ウサイビーア(1269没)の『タバカート=アルアティッバーウ(医学者列伝)』,アッグハビー(1347没)の『タバカート=アルフッハーズ(伝承学者列伝)』,アルファッラーウ(1132没)の『タバカート=アルハナービラ(ハンバリー派法学者列伝)』,アッスブキー(1369没)の『タバカート=アッシャーフィーイーア(シャーフィーイー派法学者列伝)』,イン=ムーサー=アッシルミー(1021没)の『タバカート=アッスーヒィーア(神秘主義者列伝)』などがある。