50音順    検 索

●タスマン

ヨーロッパ オランダ王国 AD1603 

 1603?〜1659 オランダ人航海家。30歳代にいたってオランダ東インド会社に勤務,1642年,ゼーハチ号バタヴィアからモーリシャス島をへて東へ航行中,タスマニア島(オーストラリア南方の島)を発見した。当初は東インド総督の名をとり,ファン=ディーメン=ランドと命名したが,のちに発見者の名で呼ばれるようになり,現在「タスマニア」の名がある。このときの航海で,タスマンはさらに東に航してニュージーランドに達した。現在のクック海峡を単なる湾入と考え,そこから西岸に沿って北上した。こののちトンガ諸島フィジー諸島,ニューギニアにも接触してバタヴィアに帰還した。10か月にわたる探検航海も商業的には得るところが少なかったので,翌1644年,オーストラリアとニューギニアのあいだにある海峡発見を命じられた。オーストラリア北岸のカーペンタリア湾に達したが,のちに発見するトレス海峡には気づかなかった。また日本の南東部まで北上したこともある。