50音順    検 索

●タシュケント

AD 

 ソヴィエト連邦ウズベク共和国の首都。シル=ダリア河右岸支流に沿うオアシス都市。人口約170万人(1977年推定)。タシュケントとはトルコ語で「石の町」の意。『魏書』にすでにその存在が知られた。7世紀ごろからトルコ系遊牧民の支配下にあり,751年のタラス(タシュケントの西北にある)の戦いを契機にイスラムの洗礼を受け,10世紀にはサーマーン朝,ついでカラ=ハン朝領となり,イスラム-トルコ化した。以後チャガタイ=ハン国ティムール朝,ウズベク族の支配をへて,1780年以降,コーカンド=ハン国領となり,人口約6万人を数える中央アジア最大の商業都市として栄えた。1865年ロシア軍に征服されたが,その重要性は減ることはなかった。革命後,1918年トルケスタン自治共和国の首都となり,1930年以降,ウズベク共和国の首都である。1966年の大地震で大被害を蒙ったが,復興し,現在中央アジア最大の機械,車両工業の中心地であるとともに陸・空交通網のかなめでもある。