50音順    検 索

●多肢選択法 たしせんたくほう

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 採点が客観的にできるよう出題形式が工夫されている客観テスト法の一つ。検査・調査などで3個以上の回答選択肢を用意し,そのなかから適切な回答を選ばせる再認テスト。ふつう4〜5肢選択が用いられるのは,回答の偶然確率を下げるためである。その際1個を回答として選ばせるものと,2個以上の選択肢を同時に選ばせる方式がある。正か誤かの○×式(諾否法)と比べ偶然正答率は低くなり,出題を複雑にするか適切な回答とそれに近い不完全回答を用意すれば,かなり高度の理解力・判断力が調べられる。たとえば4肢選択の場合,反応率が1〜2肢に集中するような選択肢の設定は,有効な4肢選択法とはいえず,回答(反応)が4肢全部にある程度分散する選択肢設定が望ましい。そのためには,平素の教援,学習場面で学習者の間違いやすい反応内容をメモしておくとよい。いずれにしても論文体テストの特徴を補うことはできない。