●タゴール
アジア インド AD1861
1861〜1941 ベンガルの生んだ近代インドの代表的な詩人である。カルカッタの名門の家系に生まれ,少年時代から詩作に長じていたといわれる。戯曲・小説・随筆,のちには美術にも優れた作品を残している。『ギタンジャリ(歌の贈物)』の英訳版が,国際的に高く評価され,1913年にノーベル文学賞を与えられた。同年カルカッタ大学の名誉博士号を受け,英国からナイトの称号も授与された。しかし,1919年5月にイギリス軍のアムリトットサル事件に抗議して,この称号を返還し,インド民族主義の高揚に寄与した。タゴールはベンガル語の教育に力を入れ,1901年にはサンチニケタンにヴィスワ=バーラティ学園を創設した。植民地政府から一切の資金援助を受けなかったが,インドの独立後通常の大学としての資格を得るようになった。マハトマ=ガンディーとならんで,インド独立運動の精神的支柱でもあった。
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