●凧揚げ たこあげ
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凧をあげてより高く揚ることを競ったり,ほかの凧の糸と自分のものとをからませて,相手の糸を切るなどの遊び。現在では子どもの遊びとなっているが,その昔は成人男子の遊びであった。年中行事の日に催されると,勢い隣村との接触競争の要素が加わって,勝負を争う競技となり,他方では卜占の形をとってくる。凧についていえば,高く揚った方が勝ちとか,互いに糸を切り会う場合に勝負がきまると,それを豊作などの生産を結びつけて,勝った方の村に豊作豊漁がもたらされるという占いの形となって信じられようとする。このことは凧あげのみならず対抗競技のすべてにあてはめていえることであったが,とくに凧あげが正月の行事として受け取られているから全般的にいってこの傾向は多かった。ただ正月行事というが,地方的に季節風などとの関係で関東・東海地方のように5月ごろになっている地域もある。
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