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●滝沢馬琴 たきざわばきん

アジア 日本 AD1767 江戸時代

 1767〜1848(明和4〜嘉永1)江戸後期の戯作者。江戸深川松平信成邸内に生まれる。姓は滝沢,名は解(とくる),字は瑣吉,号は曲亭馬琴のほか著作堂・蓑笠・玄同・閑斎・信天翁など多数。松平・戸田・水谷・小笠原・有馬の各家をわたり歩いたがいずれも永続きせず,1790年(寛政2)山東京伝を訪ねて知遇を得,翌年京伝門人大栄山人の戯号で『用尽二分狂言』を刊行して戯作者としてデビューした。1795年読本『高尾船千字文』,1803年(享和3)『月氷奇談』を出し,1806年(文化3)ごろから読本の発行部数が多くなり『椿説弓張月』『南総里見八犬伝』『朝夷巡島記』などの長編を長期にわたり書きつづけ,一方では『著作堂雑記』『燕石襍志』『玄同放言』『近世物之本江戸作者部類』などの随筆考証類も多数執筆,晩年失明にもめげず死の直前まで創作活動をつづけた。『馬琴日記』は彼の生活を知るうえの貴重な資料である。〔参考文献〕麻生磯次『滝沢馬琴』1959,吉川弘文館

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