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●滝廉太郎 たきれんたろう

アジア 日本 AD1879 明治時代

 1879〜1903(明治12〜明治36)日本における西洋音楽の手法による最初の本格的作曲家・ピアノ演奏家。東京に生まれたが,官吏としての父親の任地がえにより東京・富山・大分など各地を転々とし,大分の現在の竹田小学校を卒業後上京,小山作之の芝唱歌会で学び,1894年(明治27)東京音楽学校に入学,幸田延・ケーベル・ユンケルに師事。1898年には母校のピアノ教授嘱託を命ぜられた。1901年に文部省外国留学生としてドイツのライプチヒ王立音楽院に入学し,タチヒミューラーにピアノを,ヤーダスゾーンに対位法などを学んだが肺病となり翌年帰国。父の郷里である大分市稲荷町で静養したが翌年24才で没した。作品は日本最初の芸術歌曲集である組歌『四季』(花・納涼・月・雪),中学唱歌の『荒城の月』『箱根八里』や,幼稚園唱歌の『鳩ポッポ』『お正月』『雀』など現在に歌い継がれる名曲を残した。ほかにピアノ曲として『メヌエット』『憾』がある。