●大漁祝い たいりょういわい
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漁民が大漁にさいして行う祝い。九州一円でマンイワイ・センゴシイワイ・マンゴシイワイなどと称して,漁獲高が1,000円以上,1万円以上,あるいは数で1万尾以上とか,千や万の数字に結びつけていう。しかし千葉県安房郡富崎村や三宅島などでマイワイといっているところから,大漁祈願のマンナオシなどのマンと同様,このマは仕合わせという意味であろう。大漁祝いを関東各地でオキアガリという所も多いが,これは漁獲物を満載して浜まで船を乗り入れることができないため,沖で一部を揚げて船足を軽くすることから出ているらしい。ほとんどが赤い大漁旗を立てて帰港するが,宮城県ではコモデと称する小さな樽や竹の皮で張った高張笠を船印の下につけたり,高知県にはミヨシをコモ巻きにして柱を立てたまま帰ってくるなどいろいろな習俗がある。大漁のさいは,親方の家で酒宴を開いたり,赤帯・赤手拭や大漁着などを乗組員に配るのが普通である。