●大陸間弾道弾 たいりくかんだんどうだん
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各種ミサイルのなかで最も大型のもので,通常,射程6,500km以上をいい,代表的なものにアメリカのミニットマン・ソ連のSS-18などがある。全面核戦略の主たる担い手であり,大きな戦域,たとえば,ある国から遠い敵国へ,あるいは大陸にまたがって使用される。その発射は現在一般に地下式が使用され,地下施設には,サイロ・指令装置を納めた管制所および動力室がある。発射後の飛翔経路は,ブースター=ロケットによる上昇・ロケットの切り離し(高度約100km)・弾道飛翔(最高高度1,000km付近),そして目標にむかって大気圏再突入となる。目標までの距離を1万kmとするとき全飛翔時間は約30分,半数命中半径(距離誤差と方位誤差の総合誤差の5分の3)10m程度である。このようにICBMは命中精度が高く,即時対応が可能であるが,その配備場所が明らかになっているため攻撃に対し脆弱である。