●対日理事会 たいにちりじかい
アジア 中華人民共和国 AD
連合国の対日占領管理機関の一つ。1945年(昭20)12月のモスクワ3国外相会議(米・英・ソ)の結果,極東委員会(ワシントンに設置)とともに設けられた。対日理事会は,米・英・ソ・中の4国代表よりなり,連合国最高司令官の諮問に答え,勧告・助言の機関として,東京に設置された。議長は最高司令官があたることになっていたが,マッカーサーは1回出席しただけである。占領軍の労働運動への干渉,労働基準法・農地改革・公務員法制定などをめぐるソ連代表の批判は新聞やラジオで報道された。米−ソの対立激化とともに宣伝の場と化し,討議機関の機能を失い,有名無実化した。1952年4月ソビエトの反対にもかかわらず自然消滅した。