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●第五共和政 だいごきょうわせい

ヨーロッパ フランス共和国 AD 

 1958年10月5日公布の憲法(第五共和国憲法)によって成立したフランスの政治体制。1958年12月に第五共和政初代大統領となったド=ゴールは,強大な大統領権限と威信,さらに安定与党(新共和国連合・UNR)に支えられて,1962年3月にはアルジェリア問題を解決し(エヴィアン協定),以後,米・ソ二極構造に楔を打ち込みフランスの外交的発言権の強化につとめた。中共承認・ヨーロッパ経済共同体(EEC)北大西洋条約機構(NATO)をめぐる対応はその表現である。ド=ゴールを継いだ第2代大統領のポンピドゥー,第3代のジスカール=デスタンも概ねド=ゴール政治を継承したが,1981年に左翼連合によるミッテラン政権が誕生して政治の流れに変化が生じた。しかし,経済問題等の山積,準与党たるフランス共産党とフランス社会党との対立をはらんでその前途は多難である。