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●太鼓 たいこ

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 打楽器の1種属。強く張った革面を打って音を鳴らすもので膜鳴楽器の総称。この記述では日本の太鼓に限定する。広義には胴にくびれのある砂時計形の鼓の類も含めてとらえる。民俗芸能に使用する銭太鼓は,タンブリンのようなもので円形の木枠に穴あき銭を数枚通した針金を十文字にとりつけた体鳴楽器であり,太鼓と名がついていても異なるものである。太鼓は三つの形に分けられる。[1]鋲打太鼓。なかをくり抜いた円筒形の欅・檜の胴の端面に牛革を当てその縁を多くの鋲で打ち留めて張ったもので,普通は両面に張る。雅楽の楽太鼓。用途が広く宮太鼓・櫓太鼓などといわれる大太鼓など。[2]締太鼓。胴の両面の皮をひもで締め合わせた型のもので樋胴ように皮を直接たがいに締め合うものと,丸い鉄の枠に皮を張りその枠にひもをかけ締めあげるものがあり,枠付きの型が一般的で能楽や長唄の囃子で使用する猿楽太鼓や雅楽の鞨鼓など。[3]胴がなく円形の枠に皮を張り,柄がついたものには柄太鼓・団扇太鼓がある。太鼓類はいずれも桴をもちそれで鼓面を打って音を出すのが特徴である。鼓の小鼓や太鼓は手で鼓面を打つ。これらの楽器の演奏にあたっては掛声を多く使用することも日本太鼓の特徴である。

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